蛇足として、

皆様が疑問に思っているだろう僕の名前 
K.E.N-DIGIT(ケンディジット)について表記させていただきます。

全て大文字のアルファベットでK.E.N。僕の名前がケンなので英語表記にしましたが、
KENという名前は何処にでもあって在り来りなので、
真ん中にドットを入れることにしました。

よくドットをとばされてKENと表記されることが多いですが、
KとEとNの間にドットを二個お願いします。

そしてハイフン(-)真ん中に横棒が一本入入ります。
これもドットだったりスペースにされたりしますが、正確にハイフンを入れてください。

最後にDIGITの方ですが、
まず第一に、ラテン語で指という意味があるので、
直訳すると「ケンの指」という意味になります。

ちなみに、DIGIT(でぃじっと)を辞書で調べると
他にこんな意味があります。

digit 【名】
ラテン語(親指以外の)指
数字の桁
アラビア数字
デジタルの語源
ヤード・ポンド法系の長さの単位

なぜこの名前にしようかと思ったか、
大まかに分けると二つ理由がありまして。


まず一つ目、
digitは英語圏諸国での長さの単位。
アメフトでお馴染みヤード単位は1ヤード=0.9144メートル。
3フィートで1ヤード、そして16分の1フィートが1ディジットです。

このディジットという単位の由来は「中指の指先の横幅の長さ」
何処の国の人間の指の平均を計ったのかは謎ですが1.905cmということになっています。
そこから派生して、上記の「(親指以外の)指」という流れになったんだと思われます。

とりあえず命名理由の一つとして、
僕なりの解釈として、自分のダンス(表現)の最小単位を「digit=指の横幅分の長さ」として、
その最小単位でのマクロな表現手段をベースにSHOWを構成しよう、
と考えたのがまずひとつ。

次に、
digitというのは他にもdigital(デジタル)の語源という一面をも持っているんでが、
てっとり早く説明すると↓

 ~wikipediaより~
Digitalの本来の意味はラテン語の「指 (digitus)」であり、数を指で数えるところから離散的な数を意味するようになった。

こういう由来があり、
そしてさらにこの言葉を僕個人の解釈で紐解くと、
みなさんおなじみ、GB(ギガバイト)って単位がありますね。
自分のPCの容量は500GBだ、とか、i-podは64GBだ、とかケータイのSDカードは8GBだ、とか。
ちなみにDVD-ROMは4.7GB、Blu-ray Discは25GBですね。

このGBを分解すると、1GB=1,024MB(メガバイト)、さらに分解すると1MB=1,048,576b(バイト)。
1バイトってのはPCなどで英文字を1文字扱うほぼ最小単位ですね。
そしてそして更に分解すると、1バイト=8bit(ビット)になります。
このbitっていうのが実はBinary digit(バイナリィ・ディジット)という名称の略だったりします。

そこで↑の親指以外の指(8本の指)と繋がって来る訳ですね。
ギガバイトテラバイトっていうものすごい膨大な容量であっても元は8bitの集まりな訳であり、
たかだか指8本+親指2本と思わずに、
電脳の最小単位digitで何処までの世界が表現できるだろうというのを追求する。
そう思ったのが命名の理由です。

人から見たらわずか30~40cm内での表現の世界ですが、
これからもっと掘り下げていき、宇宙をも表現できるジャンルに迄に成長できると、そう信じています。

以上これがK.E.N-DIGIT(ケンディジット)の名前の由来です。

タイピングしていただく皆様にいつも面倒な行為をさせて申し訳ありませんが、
このように全てに
意味がありまして、
なおかつK.E.NとDIGITは大文字にすることによって長方形のブロックのように見え、
ドットが入ることによって横幅も綺麗に揃い、
真ん中にハイフンが入ることによってビジュアル的に
左右対称のバーベルの様な形に見えます。

この様に機能性とデザイン性とキャラクター性を考慮して考えた名前なので、
その辺を踏まえていただき正確な記載をお願い致します。

なお、最近はカタカナ表記でも対応するようになりました。
英字名で間違われると意味そのものが無くなってしまうので
場合によってはシンプルにカタカナでご記入お願い致します。

 

 ※フィンガーダンス = DIGIT(ディジット)というジャンルについて。

アメリカやヨーロッパで発祥したダンス(Digits・FingerTutting・FingerExercise・AnimationDance)等を独自の解釈で組み換え体現したもの。
 
なお、DIGITにはちょうどイニシャルになっているこれら五大要素を基盤にしています。

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D digits
I Isolation
G gravity
I imagination
T tuting
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digits
アメリカで発祥したフィンガーウェーブを主体とした水の流れのような動きを重視した指のスタイル。

isolation
分離、分解を意味する、パーツ毎に独立させ動かす。

gravity
重力や磁場、重さ軽さ、固さ柔らかさ、反発反動、慣性、物理を表現。

imagination
パントマイムのような解りやすいものから、日本人の情緒を絡めたものなど、想像力を広げて豊かな感性と表現力であらゆる物質、心情、出来事、情景を表現する。

tutting
キングタットというアニメーションダンスから派生したもの、手や指を直角に折り曲げ、直角のパズルを組み立てるように複雑なパターンを組み合わせていく動き。
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これら五大要素を大事にしつつ、人間の可能性を追求し、進化した全く新しい次世代のパフォーマンスを創り上げる。

これがフィンガーダンス(DIGIT)を研究していく上で自分なりにたどり着いた独自の解釈です。